ねふぃりむブログ

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クリスタのペン設定5ステップ|初心者におすすめな設定の画像あり

time 2017/09/16

クリスタのペン設定5ステップ|初心者におすすめな設定の画像あり

ペン設定はどうすればいい? 思うように描けない! と描く前に悩まれる方も多いでしょう。そこで、筆者のおすすめの方法画像付き5ステップにまとめました。これを基準にして調整していけば、あれこれ悩む手間が省けて早く線画を描き始められます。あなただけに最適なペン設定を見つける手助けになるでしょう。

ステップ1:クリスタでペンのコピーを作る

まずは、初期設定をいじらないで済むようにサブツールの任意のペンのコピーを作ります。筆者が使っている設定をそのまま利用しています。赤いマークがついた箇所・位置を参考にしてください。ステップ1の作業はクリスタで行います。

クリップスタジオのペンの設定

サブツールを複製する

まずは、上記の画像のようにサブツールのコピーを作ります。「サブツール → お気に入り → コピーのアイコン(赤丸の部分」を選び、画像のように適当な名前をつけます。

お気に入りのペンがまだ無いという場合は、クリスタを試しに使ってみた中で一番使いやすいペン、または、使いやすそうだと思えるペンを選ぶと良いでしょう。

最初は「これが良さそうだ!」と思ったペンを選んでしまって大きな問題はないと言えます。なぜならば、もし他のペンが良いと思ったら、同じ手順で再設定をすれば良いからです。

画像では「攻撃的ブラシ 線画2」となっていますが「サンプル01」「テスト01」など覚えやすい名前にすると良いでしょう。

意味不明な用語も見えていますが、とりあえず上記の手順でコピーを作成してください。細かい用語はいろいろと試す内に慣れていくイメージで進めるのが効率が良い方法です。

ステップ2:ワコムの液タブの設定をする

次は、ワコムの液タブの設定をします。手順通りに行えば難しくありません。赤丸の部分だけに注目してください。とりあえずは真似してみましょうステップ2の作業はPCで行います。

ワコムタブレットのプロパティを開く

クリップスタジオのペンの設定

「Windowsのコントロールパネル」→「Wacom Tablet Properties」で、上の画像のようなタブが出ます。

入力デバイスは設定したいペンを選びましょう(筆者は2本のペンを使っているので2つ表示されています)。そして赤丸のついているカスタマイズを選ぶと下の画像のような画面が開きます。

ここでもそれ以外の設定はとりあえず飛ばします。

各項目の説明と設定

クリップスタジオのペンの設定

この画面では、右側の試し描きのグレーのエリアで描き具合のチェックができますが、おおよそ左側の曲線を参考にして設定を済ませてしまいましょう。

この後もいくつか設定する項目があるのと、筆者が思う「アナログに近い感覚」を出すのに必要な値でもあるからです。

まだいじる必要はありませんが、後に微調整する際には以下の情報も参考にしてください。初心者ならばこちらもスルーすべきです。

  • クリック圧:ペン先とタブが(一瞬)接触する時の力を示す
  • 筆圧感度:ペン先がどれくらいタブに反映されるかの感度を示す
  • 最大筆圧:ペンに与えられる最大の力を設定(制限)する

 

ステップ3:クリスタ側の設定をする

上記を終えたら、クリスタ上でペン設定をします。クリスタの筆圧検出機能を使えばより簡単になり、自身の筆圧の傾向まで分かるのです。ステップ3の作業はクリスタで行います。

クリスタの筆圧検知レベルの調整を開く

クリップスタジオのペンの設定

ファイル → 筆圧検知レベルの調節」を選びます。

試し描きをするだけで自動判定

クリップスタジオのペンの設定

キャンバスに線を何本か描くとクリップスタジオがあなたの筆圧を調整してくれます。説明通り、意識して強弱を付けて線を描きましょう

極端に筆圧が強いという自覚がある方は、筆者のグラフを参照してみましょう。筆圧が強いと疲れやすくなるため、長期的に見れば非効率的だからです。

右上の「OK」ボタンを押すとグラフの値が保存されます。

注意点は「筆圧の最大値」

このグラフの中で一点だけ注意しておく点があります。それは「筆圧の最大値」です。横軸の「筆圧」単位でグラフを見ると、約45%のポイントで横ばいになっていますね?

この約45%という値が『ブラシサイズの影響元説明タブの筆圧の100%』になります。つまり、このステップでクリスタに保存した筆圧が上限になるのですね。

難しいと感じる方や不明点が多い初心者は『クリスタが筆圧を最適化してくれたんだ』とだけ考えても大丈夫ですよ。

ステップ4:液タブのペンの筆圧設定をする

ここまで来たら、やっと液タブのペン設定ができます。このステップでも「基本は真似して、後で微調整」の精神でいきましょう。タブメイトコントローラーを使った場合の流れもほぼ同じです。

ペンの筆圧設定画面を開く

クリップスタジオのペンの設定

ウィンドウ → サブツールの詳細」へ。

 

クリップスタジオのペンの設定

タブメイトコントーラーの場合は上の画像のようにサブツールの詳細

サブツールの詳細まで行ければ次の項目のような画面が出てきます。

各項目の説明と設定

 

クリップスタジオのペンの設定

筆圧のチェックボッスクだけを選択し、最小値を「13」とします(後述します)。次に画像左下の「筆圧設定」のグラフの設定をしていきます。

青い四角が4つ見えますね? この四角は自由に動かせますので、おおよそ上記のように設定します。それらの四角をつなぐ曲線は自動で現れるので安心しましょう。

◆◇◆◇◆

以下の項目は、今回のペン設定が初の場合は流し読みして大丈夫です。逆に慣れてきたら自分に最適なペン設定をするためにも変更していく必要があるものです。

 

さて、グラフの横軸の「筆圧」は0%〜100%になっていますね。この最大値は「筆圧の自動検知」で判明した値です。

そして、グラフの縦軸の「出力」は25%〜100%になっています。これは、筆圧が1%の時に25%の出力があるという意味です。

つまり、どんなに弱い筆圧で描いても25%より薄い線は描けないのです。「出力」の開始点を50%にすれば、どんなに弱く描いても50%の強さの線が出てくることになります。

後述するとあった「最小値13%」の意味は「13%以下の筆圧では描けない」ことを意味します。つまり「1%〜12%」の筆圧ではこのペンは機能しません。

どれも微調整する際には必要になりますので、頭の片隅に置いておくと良いでしょう。同様に「傾き」「速度」「ランダム」も慣れてきたら変更していく感じで進めます。

あなたに最適なペン設定には「これが正解だ!」というものズバリをお伝えしにくくあります。ステップ4の項目をメインにトライアルアンドエラーをしていく必要があるのです。

ステップ5:液タブのペンの不透明度の設定をする

さて、このステップ5の不透明度の設定を済ませれば、あとは微調整して試行錯誤をしていくだけです。これも筆者の設定をそのまま利用するのがおすすめです。

ペンの不透明度の設定画面を開く

クリップスタジオのペンの設定

「ウィンドウ → サブツールの詳細」へ。ステップ4と同じです。

 

各項目の説明

不透明度」とは「インクの出具合」と覚えましょう。本記事では線画に必要なペン設定を想定しているので、強目の線が出るように設定しました。

アナログで描いたようなリアル感を出すには「出力」を75%~100%筆圧」を0%~100%、画像と同じように設定しましょう。

この不透明度設定のコンセプトは「ちょっと筆圧を強めるだけで『出力』が90%になる」というものです。このイメージで設定すればかなりアナログっぽくなります。

また、今回は最小値が0になっていますので、筆圧が1%の時の出力が75%になるのですね(筆圧が0%の時は出力も0%になります)。

【終わりに】

これでペン設定がとりあえず終わりました。描き味は2Bのシャーペンに近く感じるはずです。

おすすめの理由は、弱い力(=筆圧)で線を描いても、きちんと線として見える濃さが維持できている点です。

ステップ4ステップ5の設定で、出力と筆圧が0%からスタートさせなかったのは、このためです。

もし出力と筆圧を0%からスタートをさせたなら、弱い力で描くとかなり薄い線となり、時には見えないほどになってしまいます。線画を効率よく描く時にも、もってこいのタッチです。

アナログ感覚に近い、むしろ慣れれば描きやすい設定だと自負しております。これをベースにした上で試し描きと微調整をして、あなた好みの描き心地を持つペン設定が本当に完了になります。

一から自分で探るよりも「とりあえず真似てからカスタマイズ」をした方が絶対に楽です。設定であれこれ悩む時間を省くための5つのステップでした。

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管理人プロフィール

或華路伊人(あるかろいど)

或華路伊人(あるかろいど)

未来の大手同人音声サークル「ねふぃりむ」の広報やシナリオを担当しております。 仕事はフリーランスのライター関係をやっています。小説、シナリオ、ゲームテキスト、コピー・ネーミング、記事など。

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